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安須森御嶽について
中世以前から、この岩山全体が信仰の対象であると伝えられており、近世以降「安須森御嶽・辺戸御嶽・黄金森・ウネーガラシ」等と呼ばれておりますが、近代以前に頂部で祈りをささげていたという歴史的な記録はなく、琉球王国時代等の先人たちは麓や中腹から頂部や天を仰ぎ見て「お通し」として祈ってきたと伝えられており、以前より地元から「頂部は神様の場所なので登らないで下さい」とお願いをしています。
戦後アメリカ軍により頂部の一部が破壊され、その後1970年代中盤以降に祠が設置されている現状もありますが、頂部は元々の拝所ではありません。私たちは先人たちの精神性を尊び、頂部には登らず中腹から「お通し」で祈るというスタイルを継承していきたいと考えています。
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